ギタリスト鈴木大介による初のピアソラ録音!
世界でも例を見ない、多重録音による「タンゴ組曲」の衝撃をお聴きください。
これまで、多くのタンゴ奏者と共演してきた鈴木は、じつはピアソラのレパートリーを演奏するいくつかのキンテートにおいてもエレキギターを担当した経験を持つなど、知られざるタンゴへの情熱を秘めてきました。ギターのオリジナル作品である「5 つの小品」は、これまで10年以上に渡って鈴木が多くのリサイタルや海外のギターフェスティバルで演奏し、絶賛されて来た得意のレパートリーです。もちろん、ピアソラによる自筆譜を使用した演奏です。
ギターデュオの名曲、「タンゴ組曲」は、今回、両方のパートを鈴木自身が多重録音。過去に10 人近くのパートナーと共演して来たなかで両方のパートを習得したからこそ見出した新たな魅力を、この作品から引き出すことに成功しています。セルジオ・アサド編の「ブエノスアイレスの四季」は、鈴木がアルゼンチンのタンゴ奏者のギター奏法と向き合うことで、艶と深みのある、ギターソロならではの世界を描き出しました。
そして今回の録音は、ピアソラ没後20 年と、大のタンゴマニアであった自身の父に捧げるべく、2つの「アディオス・ノニーノ」によって縁取られています。
1969年にピアソラが書いた「アディオス・ノニーノ」のアレンジの冒頭におかれたピアノのためのカデンツァを、ギターソロで演奏。想いのこもった新しいレパートリーが誕生しました。
最後を締めくくるもうひとつの「アディオス・ノニーノ」はアルゼンチンのギタリスト、ルベン・ルイスによる編曲。ルイスはタンゴとクラシックのギター奏法を融合させた、優れた編曲を多く残しており、これまで鈴木は「スール」「ボルベール」といった、タンゴの名曲をルイス編で録音してきました。「アディオス・ノニーノ」もまた、そうしたタンゴの奏法による力強いトリビュートになっています。
【収録曲】
01. アディオス・ノニーノ〜カデンツァ(鈴木大介編)[3:46]
Adiós Nonino 〜 Cadencia(Arr. Daisuke Suzuki)
タンゴ組曲 Tango Suite
02. タンゴ 1 デチーゾ
Tango No.1 Deciso [5:00]
03. タンゴ 2 アンダンテ
Tango No.2 Andante [4:47]
04. タンゴ 3 アレグロ
Tango No.3 Allegro [7:25]
05. セーヌ川 (アグスティン・カルレバーロ編)
Río Sena (Arr. Agustín Carlevaro) [2:28]
ギターのための5つの小品
Cinco Piezas para Guitarra
06. 平原のタンゴ
Campero [4:59]
07. ロマンティックなタンゴ
Romántico [4:43]
08. アクセントの効いたタンゴ
Acentuado [3:32]
09. 悲しいタンゴ
Tristón [4:24]
10. 伊達男のタンゴ
Compadre [3:14]
ブエノスアイレスの四季(セルジオ・アサド編)
Las Estaciones Porteñas(Arr. Sergio Assad)
11. ブエノスアイレスの春
Primavera Porteña [5:38]
12. ブエノスアイレスの夏
Verano Porteño [3:28]
13. ブエノスアイレスの秋
Otoño Porteño [5:15]
14. ブエノスアイレスの冬
Invierno Porteño [6:47]
15. アディオス・ノニーノ(ルベン・ルイス編)
Adiós Nonino(Arr. Ruben Ruiz )[5:23]
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