フミナーズ

スッキリした目覚め『起床』クラシック
選曲:西江辰郎(ヴァイオリニスト)

KICC-1460/¥1,800+税

新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターを務めるヴァイオリニスト、西江辰郎が選曲。 セロトニン分泌を促したり、交感神経が適度に優位になり覚醒しやすくなる、オーケストラ・室内楽曲を選定。

スッキリした目覚め起床クラシック

 音楽は聴く方の感情やそのとき置かれている状況によって、同じ演奏でも不思議と違って聞こえてくるものです。朝起きて聞きたくなる音楽はクラシックの難しい現代音楽ではなく、すでに歴史のある音楽、バロックと呼ばれるコレルリやバッハ、そしてどの時間帯にもなぜか自然と心へ入ってくるのは、例えばベートーヴェンの作品ではないでしょうか? そして人は夜の方が感傷的なのか、同じ演奏でも何故か心に響くものです。
 眠りはとても大切ですが、毎日いろいろなことがあると“いつもすがすがしい目覚め”というわけにもいきません。楽しいときに楽しい音楽、悲しいときにも楽しい音楽というより、人は自分の心に寄り添うような音楽、共感できることに魅力を感じるのではないでしょうか。
 今回は選曲にあたり、皆様がご自身の心に素直に選べるよう様々な曲を入れてみました。
 専門医によると、高周波(4000Hz)の音を多く含むと人は気持ち良いと感じるとのことですので、最初数曲はこれらの少ないものを、次第に高周波を多く含む曲順にしました。 1/fのゆらぎというのも良いそうで、これは音の順次進行やトリルなどの装飾音に現れやすいので、メロディーラインの穏やかなものから、内声の動きが次第に充実してくるもの、そしてトリルなども増える曲となっていきます。CDをかけ始めてから20-30分ほどでの起床を想定しているため、テンポも初めはゆったりですが、シンプルなピアノ一台から、ヴァイオリンとのデュオへ、そして最終的にはオーケストラへと編成も増えていきます。
 私が心掛けている睡眠の質をよくする方法は、心配事を済ませてから寝ることや、習慣、適度な運動やストレッチ、体を冷ましてから布団にはいるなど、そしてスッキリとした目覚めには次の日が待ち遠しくなるような楽しみを持つこと、落ち着いた心持ちで睡眠に入ることなどです。
 けれど本来何も考えず普通に寝て起きることができれば最高ですね。
 私にこの機会を与えて下さったキングレコード及び睡眠メディア「フミナーズ」の方々に感謝をするとともに、このCDを手にする皆様が音楽っていいなとか、自分のお気に入りの一曲を見つけて心地よい睡眠やスッキリとした目覚めを手にいれて頂けたら幸いです。

西江 辰郎

収録曲

1.シューマン:子供の情景 作品15よりトロイメライ
演奏:Norman Shetler

2.シューマン:子供の情景 作品15より 見知らぬ国と人々について
演奏:Norman Shetler

3.シューマン:子供の情景 作品15より おねだり
演奏:Norman Shetler

4.フォーレ:子守唄 作品16
演奏:Roland Daugareil

5.サン=サーンス:子守歌 変ロ長調 Op. 38
作曲:Camille Saint-Saëns 演奏:Fanny Clamagirand(ヴァイオリン), Vanya Cohen (ピアノ)

6.サン=サーンス ロマンス 作品37
演奏:Fanny Clamagirand (ヴァイオリン), Vanya Cohen (ピアノ)

7.菅野よう子 花は咲く
演奏:西江辰郎(ヴァイオリン)、Giuseppe Andaloro (ピアノ)


8-13.J.S.バッハ:パルティータ第2番BWV826 
作曲:Johann Sebastian Bach 演奏:Peter Rosel
8.I.Sinfonia
9.II.Allemande
10.III.Courante
11.IV.Sarabande
12.V.Rondeaux
13.VI.Capriccio

14-16.J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番BWV1049
作曲:Johann Sebastian Bach 演奏:Gerhard Bosse
14.第1楽章
15.第2楽章
16.第3楽章

17.モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 「ジュピター」K.551 第4楽章
作曲:Wolfgang Amadeus Mozart 演奏:ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団

西江 辰郎(ヴァイオリン)

 桐朋学園ソリストディプロマコース修了。スイスへ留学。ヴァイオリンを辰巳明子、Tibor Vargaの両氏に、室内楽を安永徹、市野あゆみの各氏に師事。仙台フィルコンサートマスターに抜擢され、2005年新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任。
 ソリストとしてもチェコ室内フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、新日本フィル、アールガウ室内管等、国内外のオケと共演。09年6月にはチューリッヒのトーンハレで協奏曲デビュー。
 15年、久石譲の新曲「エレクトリック・ヴァイオリンと室内オーケストラの為の室内交響曲」世界初演にてソリストを務め、16年にはジャズの上原ひろみと「題名のない音楽会」にゲスト出演。17年よりフューチャー・オーケストラ・コンサートマスター。仙台クラシックフェスティヴァル、八ヶ岳音楽祭などにも定期的に招かれている。
 室内楽にも意欲的で、ジュゼッペ・アンダローロとのデュオを初め、18年12枚目となるアルバムをハープの津野田圭とのデュオでリリース。いずれも特選版や推薦版に選ばれるなど高い評価を受けている。

オフィシャルHP http://tatsuo-nishie.world.coocan.jp/

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