今日ご紹介するのは6月23日発売のプリティ・メイズ「パンデモニアム」。
デンマーク出身のプリティ・メイズをこのタイミングで紹介するのも何かの縁なんでしょうか?
そうです!このアルバムが発売された翌日、日本はデンマークと予選第3試合目で激突します。
かつてデンマークはラウドルップ兄弟や名ゴールキーパー、ピーター・シュマイケルを擁して
欧州選手権で優勝したこともある強豪国。
ワールドカップ予選でも10試合で失点5という堅守で1位通過を果たしました。
デンマーク代表同様プリティ・メイズも決して派手さはありませんが
欧州メタルの伝統と様式を湛えた重厚感と北欧のバンド特有のクリスタルなポップセンスが
絶妙にブレンドされた、彼らにしかなし得ないサウンドを展開しています。
新作は初期の作風に戻った印象が非常に強く、湿り気を帯びた骨太で重厚なメタル曲が復活し、
さらには印象的なコーラスを多用したキャッチーな楽曲もアルバム内に効果的に配置されるなど
捨て曲一切なしの高い完成度を誇る作品となっています。
さすがケン・ハマー先生!
先日ご紹介したトリート同様自信を持ってオススメできる1枚です!
音楽においてはデンマーク代表のプリティ・メイズにノックアウトされてしまいましたが
ワールドカップではデンマーク代表に一泡吹かせたいところです。
3連続オウンゴールなど開幕直前4連敗で不安要素がてんこ盛りではありますが
むしろ期待感が限りなく低いときほど、もしかしたらサプライズが起こるかもしれません。
たのむぜ岡チャン!がんばれ日本代表!