DISC INFORMATION
- リヒャルト・シュトラウス作品集~私にふさわしい人が…
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 アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン) ローレンス・フォスター(指揮) ケルンWDR交響楽団 flac 48kHz/24bit 2018/10/26 
- DESCRIPTION
- 1.リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品8 第1楽章:Allegro アラベラ・美歩・シュタインバッハーのトリビュート・アルバム
 2.リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品8 第2楽章:Lento,ma non troppo
 3.リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品8 第3楽章:Rondo
 4.リヒャルト・シュトラウス:ロマンス ヘ長調(ヴァイオリン版)
 5.リヒャルト・シュトラウス:スケルツィーノ 作品3-4 変イ長調
 6.リヒャルト・シュトラウス:献呈
 7.リヒャルト・シュトラウス:たそがれの夢
 8.リヒャルト・シュトラウス:ツェツィーリエ
 9.リヒャルト・シュトラウス:子守歌
 10.リヒャルト・シュトラウス:歌劇<アラベラ>より「私にふさわしい人が…」
 
 リヒャルト・シュトラウス作品集!
 
 リヒャルト・シュトラウス(1864-4949):
 ①-③ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.8(1882)
 (ⅰ.15’10”+ⅱ.6’09”+ⅲ .8’30”=29’49”)
 ④ロマンス ヘ長調(1883)(9’36”)
 ⑤5つの小品 Op.3より第4番 変イ長調『スケルツィーノ』(1881)(4’12”)
 ⑥8つの歌 Op.10より第1番『献呈』(1885)(1’34”)
 ⑦3つの歌 Op.29より第1番『たそがれの夢』(1895)(2’46”)
 ⑧4つの歌 Op.27より第2番『ツェツィーリエ』(1894)(2’27”)
 ⑨5つの歌 Op.41より第1番『子守歌』(1900)(4’30”)
 ⑩歌劇『アラベラ』 Op.79(1933)より“私にふさわしい人が…”(5’09”)
 
 ⑤⑩ペーター・フォン・ヴィーンハルト編曲
 
 アラベラ・美歩・シュタインバッハー
 (ヴァイオリン;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
 ローレンス・フォスター(指揮)、ケルンWDR 交響楽団
 セッション録音:2017年5月23、24、26&27日/
 ケルン・フィルハーモニー(ケルン)
 
 
 人気と実力を兼ね備えた麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。ニューヨーク・タイムズは、
 「叙情と情熱のバランスのよさ―彼女の長所は、とりわけ磨き抜かれたテクニックと美しく多彩な音色にある」と評しています。
 当アルバムでは“アラベラ・美歩・シュタインバッハーのトリビュート・アルバム” としてリヒャルト・シュトラウスの作品を録音しました。
 
 音楽一家に生まれたシュタインバッハーはR. シュトラウスの歌劇『アラベラ』からその名をもらいました。
 このアルバムはヴァイオリン協奏曲を主軸に歌曲、そして『アラベラ』より“私にふさわしい人が…” など、
 彼女と家族が最も愛する作曲家R.シュトラウスへ敬愛を込めた渾身の録音といえます。
 R.シュトラウスの唯一のヴァイオリン協奏曲は初期の作品で、古典派風の協奏曲の伝統に従って3楽章構成
 で書かれています。整然とした形式への志向があるもののR. シュトラウスらしい感傷的なロマン性もあり、
 才気あふれる青年の意欲を感じさせます。シュタインバッハーは朗々とした歌い方でメリハリのある演奏を
 聴かせてくれます。そして、歌曲からの編曲作品も収録しました。バイエルン国立歌劇場のソロ・コレペテ
 ィートルをつとめたアラベラの父は、有名な歌手を家に招き、頻繁にR.シュトラウスの作品を歌ってもらいました。
 シュタインバッハー家ではその音楽に満ち溢れており、アラベラにとって最も近い存在である作曲家となりました。
 雄弁に語るように奏でるアラベラの演奏でR.シュトラウスの新たな魅力に出会えます!
 
 
 【アラベラ・美歩・シュタインバッハー 】
 世界のメジャー・オーケストラと共演を重ね、国際舞台で活躍する第一線のヴァイオリニストとして確固
 たる地位を確立している。<ニューヨーク・タイムズ>は、「叙情と情熱のバランスのよさ―彼女の長所
 は、とりわけ磨き抜かれたテクニックと美しく多彩な音色にある」と評している。
 2004年、パリで急病のチョン・キョンファに代わり、サー・ネヴィル・マリナー指揮フランス放送フィル
 ハーモニー管弦楽団とベートーヴェンの協奏曲を演奏し大成功を収めたのをきっかけに、ソリストとしての
 キャリアをスタートさせた。
 
 ■レパートリーは古典派やロマン派時代の主要な協奏曲に加え、バルトーク、ベルク、グラズノフ、ハチャト
 リアン、ミヨー、プロコフィエフ、シュニトケ、ショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキー、シマノフスキ、
 ヒンデミット、ハルトマン、そしてグバイドゥリーナの「オフェルトリウム」と多様である。
 これまでに、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ミュンヘン・
 フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、サンパウロ交響楽団、フランス国立管弦楽団、
 パリ管弦楽団、ウィーン交響楽団、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ニューヨーク・フィル
 ハーモニック、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ワシントン・ナショナル
 交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、シアトル交響楽団、シドニー交響楽団、
 ソウル・フィルハーモニック等のオーケストラと、日本では、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、
 新日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、日本センチュリー交響楽団、京都市交響楽団と共演している。
 
 指揮者では、ロリン・マゼール、クリストフ・フォン・ドホナーニ、リッカルド・シャイー、ヘルベルト・
 ブロムシュテット、クリストフ・エッシェンバッハ、シャルル・デュトワ、マレク・ヤノフスキ、ベルナル
 ト・ハイティンク、ヤニック・ネゼ=セガン、トーマス・ヘンゲルブロック等と共演している。
 ザルツブルク音楽祭には2013年、BBCプロムスには2009年に初登場を果たし、2011年のカーネギー・ホー
 ルへのデビューは世界的に高く評価された。
 
 ■近年のハイライトは、シカゴ交響楽団、ワシントン・ナショナル交響楽団、フランス国立管弦楽団、スペイ
 ン国立管弦楽団との再共演等がある。2017年にはザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団とのドイツ・
 ツアー、2018年にはミヒャエル・ザンデルリング指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団とのイギリ
 スツアーとユッカ=ペッカ・サラステ指揮ケルンWDR交響楽団とのアジア・ツアーに参加した。
 人々をサポートする活動にも熱心で、2011年には東日本大震災の被災者に向けて、音楽を届けるためツア
 ーを行った。この模様はドキュメンタリーとしてDVD「Music of Hope」に収録されている。
 
 ■2009年よりペンタトーン・クラシックスと専属契約を結ぶ。最新盤の「ブリテン&ヒンデミット:ヴァイ
 オリン協奏曲」(ウラディーミル・ユロフスキ指揮ベルリン放送交響楽団)のほか、「ヴァイオリン名曲
 集」(ローレンス・フォスター指揮モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団)、「モーツァルト:ヴァ
 イオリン協奏曲 第3、4、5番」(ルツェルン祝祭弦楽合奏団)、「R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナ
 タ、フランク:ヴァイオリン・ソナタ」(ピアノ…ロベルト・クーレック)、「チャイコフスキー、メンデ
 ルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲」(シャルル・デュトワ指揮スイス・ロマンド管弦楽団)等数多くの録音を
 リリースし、これまでに2度のエコー・クラシック賞を受賞している。
 
 ■ミュンヘンでドイツ人の父と日本人の母に生まれ、3歳の時からヴァイオリンを始める。9歳の時、ミュンヘ
 ン音楽大学でアナ・チュマチェンコ教授の最年少の生徒となった後、巨匠イヴリー・ギトリスからも多大な
 音楽的影響と指導を受けた。
 使用楽器は、日本音楽財団貸与のストラディヴァリウス「ブース」(1716年製)。
 






