DISC INFORMATION

バッハオルガン作品集

塚谷水無子

flac 96kHz/24bit

2015/09/30

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DESCRIPTION

1．コラール≪目覚めよ、と呼ぶ声あり≫BWV645
2．コラール≪主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ≫BWV639
3．小フーガ　ト短調　BWV578　［再録音］
4．協奏曲　イ短調　BWV593　第1楽章：（テンポ指定なし）
5．協奏曲　イ短調　BWV593　第2楽章：アダージョ 
6．協奏曲　イ短調　BWV593　第3楽章：アレグロ 
7．コラール≪最愛のイエスよ、我らここに集いて≫BWV731 
8．コラール≪イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい≫BWV650 
9．シャコンヌ　BWV1004-Mov.5（無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ　第2番より） 
10．シシリエンヌ　BWV1031-Mov.2（フルートとチェンバロのためのソナタ　第2番　変ホ長調より）
11．コラール≪人よ、汝の罪の大いなるを嘆け≫BWV622
12．パッサカリアとフーガ　ハ短調　BWV582　パッサカリア 
13．パッサカリアとフーガ　ハ短調　BWV582　フーガ 

あのモーツァルトも弾いたというオランダ・聖バフォ教会のパイプオルガンを使って、オルガン音楽の“神髄”バッハの、珠玉の名作を録音。
有名な「シャコンヌ」が塚谷自身の編曲で！ドイツ・バロックのスペシャリストにして鍵盤音楽の意欲的才人・塚谷水無子、キングへの第4弾。


●オランダの町ハーレムにある聖バフォ教会。ここには18世紀北ドイツのパイプオルガン建築に最も大きな影響を与えたクリスチャン・ミューラーの手になる世界最大級のパイプオルガンがある。3段鍵盤、68ストップ、約6000本のオルガンパイプをもつ巨大な楽器だ。演奏台に横一列に並ぶオルガンストップ（音栓）は壮観の一言。音色の組合せ（レジストレーション）は文字通り、無限大である。ヘンデル、モーツァルト、メンデルスゾーン、リスト、サン＝サーンス、シュバイツァー…。音楽史に残る作曲家、演奏家がミューラーの魅力溢れる美しい音色を求めてこの教会を訪れ、演奏を手がけた。1766年には10歳のモーツァルトがこれを演奏したという。世界で最も有名なパイプオルガンである。(塚谷水無子)

●「愛と祈りのパイプオルガン」と「聖なるパイプオルガン」で、聖バフォ教会の録音を行なった塚谷水無子がこの教会でまたまた録音。今回はオルガン音楽の神髄オール・バッハです！塚谷は「ゴルトベルク変奏曲」をPooh’s Hoopレーベルに2種（パイプオルガン＆ポジティフオルガン）録音、音楽之友社から「ゴルトベルク変奏曲を聴こう！」の著作まで出すほどバッハ鍵盤音楽研究に意欲的。今回のアルバムでは有名な「シャコンヌ」を自身で編曲！ひとつひとつの変奏の性格に合わせてストップを変え、音色の変化を効果的に用いて、オルガン独特の装飾を試みています。このほかカンタータ第140番からの名曲《目覚めよ、と呼ぶ声あり》、1972年映画「惑星ソラリス」のテーマ曲として使われ有名になった《主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ》、バッハの代表作のひとつである《小フーガ》、フルート・ソナタからの編曲で有名な《シシリエンヌ》、大曲《パッサカリアとフーガ》など、名曲揃いのプログラム。「バッハオルガン音楽のエッセンスを集めた」と語る塚谷の新アルバムにご注目ください。

●レコード芸術誌の月評・録音評で「愛と祈りのパイプオルガン」は＜93～95＞点、「聖なるパイプオルガン」は＜95＞点を獲得！”優秀録音”盤に選出されました。パイプオルガンと教会の音響特性に精通したオランダのエンジニア、ダニエル・フォン・ホルセン氏による、今回は更にスペックでも上回る【96kHz/24bit 録音】。聖バフォ教会の巨大な音響空間を余すところなく捉えています。

●塚谷水無子（つかたにみなこ）・ケンバニスト
東京藝大楽理科卒業後オランダへ。 ピアノと室内楽をヴィム・レーシンクに、パイプオルガン・作曲・即興演奏をヨス・ファン・デア・コーイに、 チェンバロをロベール・コーネンに師事。 アムステルダム音楽院、デンハーグ王立音楽院修士課程を首席で卒業。 17年にわたりロイヤルコンセルトヘボウ、オランダ国立歌劇場はじめヨーロッパ各地のコンサートに出演、 委嘱作品の世界初演も数多く手がける。 NHK FMやTBSインターネットラジオ「OTTAVA」の番組出演はじめ、 国内外の新聞雑誌インタビュー多数。青島広志とのコンサートなど普及活動も精力的に手がけ、 古楽から現代音楽、ジブリまでレパートリーは多岐。 

塚谷水無子ウェブサイト