DISC INFORMATION
- ハイドン:オラトリオ「天地創造」
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アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮) ヒューストン交響楽団&合唱団
PENTATONE
flac 96kHz/24bit
2018/06/27
- DESCRIPTION
この上なく美しく演奏。
ハイドン(1732-1809):オラトリオ『天地創造』 Hob.XXI-2(全曲)
俊英オロスコ=エストラーダが手兵ヒューストン響と傑作『天地創造』を録音!
1.オラトリオ「天地創造」序奏:混沌の描写
2.オラトリオ「天地創造」アリア:いまや聖なる光の前に 絶望と激怒と恐怖が
3.オラトリオ「天地創造」伴奏付きレチタティーヴォ:神はおおぞらを造り」
4.オラトリオ「天地創造」ソプラノ独唱付き合唱:喜ばしき天使たちの群れは驚きをもって そして彼らの喉から声高く
5.オラトリオ「天地創造」レチタティーヴォ:また神は言われた。天の下の水は一つ所に集まり
6.オラトリオ「天地創造」アリア:泡立つ波をとどろかせて
7.オラトリオ「天地創造」レチタティーヴォ:神はまた言われた。地に青草と
8.オラトリオ「天地創造」アリア:いまや野は爽やかな緑をさしいだして
9.オラトリオ「天地創造」レチタティーヴォ:やがて天使たちの軍勢が
10.オラトリオ「天地創造」合唱:弦の調べを合わせよ
11.オラトリオ「天地創造」レチタティーヴォ:神は言われた。昼と夜とを分け
12.オラトリオ「天地創造」伴奏付きレチタティーヴォ:いまや輝きにみちて 陽は
13.オラトリオ「天地創造」独唱付き合唱:もろもろの天は神の栄光をあらわし この日は訪れくる日に
14.オラトリオ「天地創造」レチタティーヴォ:神はまた言われた 水は命をもち
15.オラトリオ「天地創造」アリア:力強い翼を広げて
16.オラトリオ「天地創造」伴奏付きレチタティーヴォ:神は 大きな鯨と
17.オラトリオ「天地創造」三重唱:若々しき緑に飾られて
18.オラトリオ「天地創造」独唱付き合唱:主は その御力によりて大いなり
19.オラトリオ「天地創造」レチタティーヴォ:神はまた言われた。地は生きものを
20.オラトリオ「天地創造」伴奏付きレチタティーヴォ:大地はただちにその胎を開き
21.オラトリオ「天地創造」アリア:いまや天は光にあふれて輝き
22.オラトリオ「天地創造」レチタティーヴォ:そこで神は その御姿に従って
23.オラトリオ「天地創造」アリア:威厳と気高さを身につけ
24.オラトリオ「天地創造」レチタティーヴォ:そこで神が つくられたすべてのものを
25.オラトリオ「天地創造」合唱:大いなる御業は成りぬ
26.オラトリオ「天地創造」ラルゴ-伴奏付きレチタティーヴォ:薔薇色の雲をやぶり
27.オラトリオ「天地創造」二重唱と合唱:おお主なる神よ 天地はあなたの御恵みに 主の御力に祝福あれ
28.オラトリオ「天地創造」レチタティーヴォ:われらは創造主に感謝を捧げ
29.オラトリオ「天地創造」二重唱:やさしき妻よ おまえの傍らにあれば
30.オラトリオ「天地創造」レチタティーヴォ:おお幸いなる夫婦よ 持てるものより多くを欲し
31.オラトリオ「天地創造」終曲合唱:すべての声よ 主に向かって歌え
ニコル・ヒーストン(天使ガブリエルとイヴ/ソプラノ)
トビー・スペンス(天使ウリエル/テノール)
ペーター・ローズ(天使ラファエルとアダム/バス)
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮)、ヒューストン交響楽団&合唱団
録音:2016年9月27日-10月2日/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)
★今最も勢いのある若手指揮者の一人、オロスコ=エストラーダ。ヒューストン交響楽団とのドヴォルザークの交響曲の録音でも注目を集めていますが、当録音ではハイドンのオラトリオ『天地創造』を収録しました。
★アンドレス・オロスコ=エストラーダは1977年南米のコロンビア生まれ。19歳でウィーンに渡り指揮を学びました。2009年から2015年までウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を、また2014/15シーズンからはhr交響楽団とヒューストン交響楽団の音楽監督となり、現在最も注目を集めている若手指揮者の一人です。歴史あるヒューストン交響楽団との入念なリハーサルと深い信頼関係から当団の伝統を維持しつつ若き巨匠の新鮮な解釈を取り入れており、当録音でも情熱あふれる演奏を聴かせてくれます。
★ハイドンがロンドンから持ち帰った旧約聖書の「創世記」とミルトンの「失楽園」をもとにした英語の台本を、ヴァン・スヴィーテン男爵が自由にドイツ語訳した3部33曲の『天地創造』。第1・2部は6日間にわたる神の天地創造の物語、第3部はエデンの園におけるアダムとイヴを扱っています。壮大な合唱と豊かな旋律が魅力のこのオラトリオは和声的書法と対位法的書法が総合されており、特に独唱者と合唱とが荘重なフーガに発展し、力強いアーメンの絶唱で全曲が結ばれる終曲は非常に印象的です。」
■アンドレス・オロスコ=エストラーダ
1977 年、コロンビアのメデジンに生まれ。ヴァイオリンを学び、15 歳のとき指揮の勉強を始める。97 年、ウィーンへ渡り、権威あるウィーン国立音楽大学で、伝説的指揮者ハンス・スワロフスキーの弟子であるウロシュ・ラヨビチに指揮を学んだ。オロスコ=エストラーダは、同世代の指揮者のなかでもっとも人気のある一人である。04 年、急遽、ウィーン楽友協会でウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のコンサートを指揮、一躍国際的注目を浴びた。そのコンサートは「ウィーンの奇跡」と称賛された。09年~ 15 年まで、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を務めた。また09 年~13 年まで、バスク国立管弦楽団( エウスカディ交響楽団) の首席指揮者を務めた。2014/15シーズンよりhr 交響楽団(旧:フランクフルト放送交響楽団)とヒューストン交響楽団の音楽監督に就任。
■ヒューストン交響楽団
1913 年にヒューストンの慈善活動家であり、美術収集家であったアイマ・ホッグ氏によって創設。同年6 月21 日にヒューストンのマジェスティック劇場で最初の公演を行った。現在は、88 名の楽団員を有し年間約170 回のコンサートを開催。100 年以上にわたって、ヒューストンの文化・芸術の中心として市民に貢献してきた、アメリカ最古のオーケストラのひとつ。これまでにエルンスト・ホフマン(1936-47)、エフレム・クルツ(1948-54)、フェレンツ・フリッチャイ(1954)、レオポルド・ストコフスキ(1955-61)、サー・ジョン・バルビローリ(1961-67)、アンドレ・プレヴィン(1967-69)、ローレンス・フォスター(1971-78)、セルジュ・コミッショーナ(1979-88)、クリストフ・エッシェンバッハ(1988-99)、ハンス・グラーフ(2001-13)が歴代の指揮者として名を連ねる。2014/15 シーズンより第15 代音楽監督としてアンドレス・オロスコ=エストラーダが就任。