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DISC INFORMATION

リヒャルト・シュトラウス:交響詩:「英雄の生涯」 作品40
リヒャルト・シュトラウス:交響詩:「英雄の生涯」 作品40

マルク・アルブレヒト(指揮) オランダ・フィルハーモニー管弦楽団

DSD(DSF)|2.8MHz/1bit  flac 96kHz/24bit

2018/09/28

DESCRIPTION

1.リヒャルト・シュトラウス:ブルレスケ ニ短調(1890)
2.リヒャルト・シュトラウス:交響詩:「英雄の生涯」 作品40(1899) 第1曲:英雄
3.リヒャルト・シュトラウス:交響詩:「英雄の生涯」 作品40(1899) 第2曲:英雄の敵
4.リヒャルト・シュトラウス:交響詩:「英雄の生涯」 作品40(1899) 第3曲:英雄の伴侶
5.リヒャルト・シュトラウス:交響詩:「英雄の生涯」 作品40(1899) 第4曲:英雄の戦場
6.リヒャルト・シュトラウス:交響詩:「英雄の生涯」 作品40(1899) 第5曲:英雄の業績
7.リヒャルト・シュトラウス:交響詩:「英雄の生涯」 作品40(1899) 第6曲:英雄の隠遁と完成


マルク・アルブレヒト&オランダ・フィルが英雄の生涯を録音!
コジュヒンを迎えたブルレスケも注目!

リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
①ブルレスケ ニ短調(1890)(20’02”)
②-⑦交響詩:「英雄の生涯」 Op.40(1899)
  ⅰ. 英雄(4’07”)
  ⅱ. 英雄の敵(3’14”)
  ⅲ. 英雄の伴侶(12’35”)
  ⅳ. 英雄の戦場(6’49”)
  ⅴ. 英雄の業績(6’08”)
  ⅵ. 英雄の隠遁と完成(11’49”)

マルク・アルブレヒト(指揮)、オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
①デニス・コジュヒン(ピアノ)
セッション録音:①2017年2月、②-⑦2017年12月/アムステルダム

マルク・アルブレヒト&オランダ・フィルハーモニー管弦楽団(ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団)がR.シュトラウスの「英雄の生涯」とブルレスケを収録しました。指揮者ゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒトの子息としてハノーファーに生まれたマルクは、アバドのアシスタントを経てドイツ各地の歌劇場で研鑽を積みました。2011年よりオランダ・フィル、同室内管およびネーデルラント・オペラの音楽監督を務め、その後、ネーデルラント・オペラは「オペラハウス・オブ・ザ・イヤー2016」を受賞し、アルブレヒトは2020年まで契約を延長することが決定しております。PENATONE レーベルからは同団との共演でマーラー・シリーズ(「大地の歌」(PTC 5186502)、交響曲第4番(PTC 5186487)、『マーラー・ソング・サイクルズ』(PTC 5186576))他、多くのディスクをリリースしており、いずれも高い評価を得ております。
作曲者自身の生涯を描いた「英雄の生涯」では大音量で生気に富んだ表現が魅力のアルブレヒトらしく雄大に演奏しております。一方、デニス・コジュヒンをソリストに迎えたブルレスケでは歯切れのよいピアノとオーケストラの対話が見事に表現されており、アルブレヒトの得意とする洗練されたアンサンブルに加えて、響きのバランスが絶妙に保たれた演奏を披露しております。

マルク・アルブレヒト(指揮)
 2011年よりネーデルラント・オペラおよびネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団、ネーデルラント室内管弦楽団の音楽監督を務めている。ネーデルラント・オペラは「オペラハウス・オブ・ザ・イヤー2016」を受賞。今後2020年まで契約を延長することが決定しており、その活動が注目されている。
 数々のオペラハウスに客演しており、2013年にはミラノ・スカラ座に『影のない女』(演出:クラウス・グート)でデビューし、2017年には再び『ヘンゼルとグレーテル』を指揮した。これまでに、バイロイト音楽祭で『さまよえるオランダ人』の新演出(2003-2006年)、マドリードのテアトロ・レアルでヤナーチェクの『死者の家から』を指揮した。また、ドレスデン国立歌劇場では『ヴォツェック』や『ファウストの劫罰』のほか、2009年には『エレクトラ』で客演した。バイエルン国立歌劇場では2008年にヘンツェの『バッカスの巫女』(演出:クリストフ・ロイ)を、ロイヤル・オペラ・ハウスでは『さまよえるオランダ人』を指揮。アン・デア・ウィーン劇場には定期的に客演しており、2011年に『ホンブルクの公子』を、2017年に『若い恋人たちへのエレジー』を指揮した。
 ザルツブルク音楽祭へは2003年のデビューに続き、2010年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とベルクの『ルル』で再登場した。2001~2004年までベルリン・ドイツ・オペラの首席客演指揮者を務め、その間、メシアンの『アッシジの聖フランチェスコ』やヤナーチェクの『マクロプロス家の事件』などで目覚ましい成功を収めた。2018年にはコルンゴルトの『ヘリアーネの奇蹟』で、長年にわたるこのコンビの新たな時代の幕を開ける。チューリッヒ歌劇場では2013年の『タンホイザー』と『兵士たち』(演出:カリスト・ビエイト)に続き、2016年に『魔弾の射手』を指揮した。
 数多くの主要なオーケストラを指揮しており、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、フランス国立管弦楽団、DR放送交響楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団等を指揮し、RAI国立交響楽団とローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団には毎シーズン客演している。
 オーケストラのレパートリーでは、近現代の作品を古典的なものと統合することに関心を持つ。彼の持つ独特なサウンドの透明感や鮮明さは、シュトラウス、ブルックナー、マーラーらの残した偉大な交響曲だけに留まらない。このアプローチには、室内楽の深い理解と彼の持つ現代音楽への鋭い聴覚が根底に存在し、情熱的なパフォーマンスへの限りない熱意と相乗している。
 キャリアの初期の頃はハンブルクとドレスデンの歌劇場で数シーズンを過ごし、ウィーンのグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団でクラウディオ・アバドのアシスタントに指名された。1995年よりダルムシュタット歌劇場の音楽監督を6年間務めた後、ベルリン・ドイツ・オペラの首席客演指揮者を4年間務めた。2006年から2011年までストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督および首席指揮者を務めた。
 ペンタトーンからストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団との録音を数々リリースし、ベルク、コルンゴルト、R.シュトラウスのほか、マーティン・ヘルムヘンと共演したドヴォルザークとシューマンのピアノ協奏曲は、いずれも高評を得た。近年はネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団と録音を行い、『マーラー:大地の歌』、『マーラー:交響曲 第4番』、『ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲 第1番、他』、『マーラー・ソング・サイクルズ』をリリース。このほか、ネーデルラント・オペラで上映した『エレクトラ』、『ばらの騎士』、フランツ・シュレーカーの『宝捜し』、マンフレート・トロヤーンの『オレスト』のライブ録音が、チャレンジ・クラシックスよりリリースされている。


デニス・コジュヒン(ピアノ)
 1986 年、ロシアのニージニー・ノヴゴロド生まれ。バラキレフ音楽学校でピアノを学びはじめ、14 歳でディプロマを取得した逸材。その後、2000 年から2007 年までマドリッドのソフィア王妃高等音楽院に留学し、ドミトリ・バシキロフとクラウディオ・メーネルに師事し研鑽を積んだ。この間、ソフィア王妃より直々に最優秀学生として名誉ディプロマを授与された他、彼が参加するセルバンテス・トリオによるトゥリーナの録音に対して、再び最優秀室内楽団体に贈られるディプロマも獲得した。
 華々しいコンクール受賞歴を誇り、2009 年ヴァンドーム・コンクール第1 位(リスボン)、リーズ国際コンクール3 位入賞をはじめ、2010 年エリザベート王妃国際音楽コンクールでは圧倒的な評価を得て優勝した。
 マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト(ルガーノ)、サハロフ音楽祭(ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの75 歳の誕生日を祝ったニージニー・ノヴゴロドにおける音楽祭)、など各地の音楽祭に招かれている。度々来日公演も行っており最も期待される若手ピアニストのひとりとして注目されている。
 ディスコグラフィはONYX レーベルよりプロコフィエフの戦争ソナタ集およびハイドンのピアノ・ソナタ集をリリース。その後2015 年にPENTATONE レーベルと契約し、翌年にはワシリー・シナイスキー指揮、ベルリン放送交響楽団との共演でチャイコフスキー&グリーグのピアノ協奏曲(PTC 5186566)をリリースし好評を博す。その後ブラームスのピアノ作品集(PTC5186568 / KKC 5892)山田和樹指揮、スイス・ロマンド管弦楽団の共演でラヴェル&ガーシュウィンのピアノ協奏曲(PTC5186620 / KKC 5893)をリリースしている。 

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