DISC INFORMATION
- ロシアン・ヴァイオリン・コンチェルト
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ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン) ロシア・ナショナル管弦楽団 ヤコフ・クライツベルク(指揮)
DSD(DSF)|2.8MHz/1bit flac 96kHz/24bit
2018/11/02
- DESCRIPTION
1.ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Allegro con fermezza
2.ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Andante sostenuto
3.ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Allegro vivace
4.プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 作品19 Andantino-Andante assai
5.プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 作品19 Scherzo (Vivacissimo)
6.プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 作品19 Moderato-Allegro moderato-Piu tranquillo
7.グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品82 Moderato
8.グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品82 Andante (Cadenza by the composer)
9.グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品82 Allegro
★ユリア・フィッシャーの衝撃のデビュー盤、ハチャトゥリアン、プロコフィエフそして、
グラズノフのヴァイオリン協奏曲集がジャケット一新で再登場します。
録音当時21歳だったユリア・フィッシャーですが、既に独自のスタイルを確立しており、
彼女の最大の魅力と言える情熱的で表情豊かな演奏を披露しております。
★冒頭のハチャトゥリアン。一度聴いたらその旋律が耳に残る第1楽章の提示部から凄まじい存在感を示し、
圧倒的なテクニックで雄大に演奏します。第2楽章の歌謡的で抒情的な主題ではフィッシャーの美音が冴えわたり、
聴き手の心を鷲掴みにします。そして、民族舞踏を想わせる無窮動とも言える終楽章は超ド級の名演で、
終結部の強烈な同音連続によって豪快に終わります。
★次に収録されたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番では、「夢みるような」と作曲者自身が述べた
第1主題を絶妙な歌い回しで弾きはじめ、緩-急-緩と配列された全3楽章構成の中で、非常に豊かな表現力を披露しております。
★そしてグラズノフは、終始フィッシャーの美音が冴えわたります。ヴァイオリンの様々な奏法を用い、
高度な技術が要求されるこの協奏曲ですが、余裕すら感じさせる演奏には脱帽です!
(再発売にともない旧盤PTC 5186059は廃盤となります。)