DISC INFORMATION
- ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
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マット・ハイモヴィッツ(チェロ) クリストファー・オライリー(ピアノ)
flac 96kHz/24bit
2018/08/17
- DESCRIPTION
1.チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 作品5-1 第1楽章:Adagio sosenuto
大注目盤! 優秀録音!“PENTATONE OXINGALE Series”始動
2.チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 作品5-1 第2楽章:Allegro
3.チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 作品5-1 第3楽章:Rondo.Allegro vivace
4.モーツァルト『魔笛』~「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調作品66
5.チェロ・ソナタ第2番ト短調 作品5-2 第1楽章:Adagio sostenuto e espressivo
6.チェロ・ソナタ第2番ト短調 作品5-2 第1楽章:Allegro molto piu tosto presto
7.チェロ・ソナタ第2番ト短調 作品5-2 第2楽章:Rondo Allegro
8.ヘンデル『ユダ・マカベア』~「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ト長調WoO.45
9.チェロ・ソナタ第3番イ長調 作品69 第1楽章:Allegro ma non tanto
10.チェロ・ソナタ第3番イ長調 作品69 第2楽章:Scherzo. Allegro molto
11.チェロ・ソナタ第3番イ長調 作品69 第3楽章:Adagio contabile
12.チェロ・ソナタ第3番イ長調 作品69 第3楽章:Allegro vivace
13.モーツァルト『魔笛』~「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO.46
14.チェロ・ソナタ第4番ハ長調 作品102-1 第1楽章:Andante
15.チェロ・ソナタ第4番ハ長調 作品102-1 第2楽章:Allegro vivace
16.チェロ・ソナタ第4番ハ長調 作品102-1 第3楽章:Adagio-Tempo d'Andante
17.チェロ・ソナタ第4番ハ長調 作品102-1 第4楽章:Adagio vivace
18.チェロ・ソナタ第5番ニ長調 作品102-2 第1楽章:Allegro con brio
19.チェロ・ソナタ第5番ニ長調 作品102-2 第2楽章:Adgaio con molto sentimento d'affetto
20.チェロ・ソナタ第5番ニ長調 作品102-2 第3楽章:Allegro fungato
名手ハイモヴィッツ&オライリーがベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲をフォルテピアノを用い当時の響きを追求!
この度、PentatoneレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画“PENTATONE OXINGALE Series”が始動します。記念すべき第1弾はOxingale Recordsレーベルの看板アーティスト、チェリストのマット・ハイモヴィッツとピアニストのクリストファー・オライリーが、ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲を録音しました。当録音では作曲された時代の響きを追求・研究を重ねた結果、フォルテピアノを用い、チェロはハイモヴィッツの愛器であるゴフリラー(1710年製)にガット弦を張り、A’ =430Hzで調律・調弦しました。ハイモヴィッツ、オライリーの安定したテクニックと切れ味抜群の演奏により当全集の新たな名盤登場と言えます。Pentatoneの高音質録音によりオーディオ・ファンにもおすすめです。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。今回のベートーヴェンは膨大なレパートリーの中でも最も重要な作曲家の一人と語るハイモヴィッツにとって満を持しての録音となりました。今後の“PENTATONE OXINGALE Series”からのリリースも注目です!
(収録曲情報)
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
[Disc1]
①チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1
②ヘンデル『ユダ・マカベア』~「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ト長調WoO.45
③チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2
④モーツァルト『魔笛』~「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調Op.66
[Disc2]
⑤チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
⑥モーツァルト『魔笛』~「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO.46
⑦チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102-1
⑧チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2
マット・ハイモヴィッツ(チェロ;ゴフリラー 1710 年製 [A’=430Hz])
クリストファー・オライリー(フォルテピアノ [A’=430Hz])
セッション録音:2014年1月/スカイウォーカー・サウンド、ルーカス・ヴァレー(カリフォルニア)
(演奏者情報)
マット・ハイモヴィッツ
1970 年イスラエル出身のチェロ奏者。1984年13 歳の時に、ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルのコンサートでソリストとしてデビュー。1988 年にはジェームズ・レヴァイン指揮シカゴ響をバックにドイツ・グラモフォンから天才少年としてセンセーショナルなデビューを飾る。録音デビューから25 年以上のキャリアを持ち、ドイツ・グラモフォンや自身のレーベルOxingale Records から発売された数々のアルバムは、多くの賞を受賞している。またクラシック音楽の普及活動にも積極的に取り組んでおり、2000 年には「リスニング・ルーム」と題したコンサートホール以外で演奏するツアーや、クラシックのアーティストとしては初めてニューヨークのディスコ・クラブCBGB でライヴを行った。
使用楽器は1710 年製マテオ・ゴフリラー、弓はドミニク・ペカット。
クリストファー・オライリー
1956 年アメリカ、シカゴ生まれのピアニスト。4 歳からクラシック・ピアノは始め、その後ポップ・ミュージックにも興味を持ち、高校時代には盲目のジャズ・アルトサックス奏者エリック・クロスと共演するなど、ジャンルを超えた興味と才能を持っていた。ニューイングランド音楽院に入学。1981 年には国際的なオーディション、ヤング・コンサート・アーティストで優勝。1983 年にブゾーニの作品集でレコード・デビュー、その後はジャンルにこだわらないレパートリーでクラシックからロック・ポップスまで幅広い音楽を演奏・録音。またアメリカのラジオ番組NPR でクラシック番組の司会者として、その名を知られている。使用楽器は1823 年製トーマス・ブロードウッドのフォルテピアノ、米サンノゼ州立大学ベートーヴェン・センター所蔵。