DISC INFORMATION
- ドビュッシー:管弦楽作品集
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グスターボ・ヒメノ(指揮) ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
PENTATONE
DSD(DSF)|2.8MHz/1bit flac 96kHz/24bit
2019/06/14
- DESCRIPTION
1.クロード・ドビュッシー:『海』-3つの交響的スケッチ Ⅰ.海の夜明けから真昼まで
アバド、ヤンソンスが認めた逸材。
2.クロード・ドビュッシー:『海』-3つの交響的スケッチ Ⅱ.波の戯れ
3.クロード・ドビュッシー:『海』-3つの交響的スケッチ Ⅲ.風と海との対話
4.クロード・ドビュッシー:管弦楽のための映像より第2集『イベリア』 Ⅰ.街の道や抜け道を通って
5.クロード・ドビュッシー:管弦楽のための映像より第2集『イベリア』 Ⅱ.夜の香り
6.クロード・ドビュッシー:管弦楽のための映像より第2集『イベリア』 Ⅲ.祭の日の朝
7.クロード・ドビュッシー:『映像』第1集(コリン・マシューズ編曲) Ⅰ.水に映る影
8.クロード・ドビュッシー:『映像』第1集(コリン・マシューズ編曲) Ⅱ.ラモーを讃えて
9.クロード・ドビュッシー:『映像』第1集(コリン・マシューズ編曲) Ⅲ.運動
10.クロード・ドビュッシー:『6つの古代のエピグラフ』(ルドルフ・エッシャー編曲) Ⅰ.夏の風の神、パンに祈るために
11.クロード・ドビュッシー:『6つの古代のエピグラフ』(ルドルフ・エッシャー編曲) Ⅱ.無名の墓のために
12.クロード・ドビュッシー:『6つの古代のエピグラフ』(ルドルフ・エッシャー編曲) Ⅲ.夜が幸いであるために
13.クロード・ドビュッシー:『6つの古代のエピグラフ』(ルドルフ・エッシャー編曲) Ⅳ.カスタネットを持つ舞姫のために
14.クロード・ドビュッシー:『6つの古代のエピグラフ』(ルドルフ・エッシャー編曲) Ⅴ.エジプト女のために
15.クロード・ドビュッシー:『6つの古代のエピグラフ』(ルドルフ・エッシャー編曲) Ⅵ.朝の雨に感謝するために
世界が注目する指揮者グスターボ・ヒメノ。
ルクセンブルク・フィルとの第6弾はドビュッシー・アルバム!
1.-3.『海』-3つの交響的スケッチ(1903-1905)
【ⅰ.海の夜明けから真昼まで(8’46”)+ⅱ.波の戯れ(6’49”)+ⅲ.風と海との対話(8’15”)=23’50”】
4.-6. 管弦楽のための映像より第2集『イベリア』(1905-1908)
【ⅰ街の道や抜け道を通って(7’17”)+ⅱ.夜の香り(7’44”)+ⅲ.祭の日の朝(4’56”)= 19’57”】
7.-9.『映像』第1集(コリン・マシューズ編曲)(1901-1905/2018)
【ⅰ水に映る影(6’12”)+ⅱ.ラモーをたたえて(8’01”)+ⅲ.運動(4’17”)=18’30”】
10.-15.『6つの古代のエピグラフ』(ルドルフ・エッシャー編曲)(1914/1978)
【ⅰ.夏の風の神、パンに祈るために(2’16”)+ⅱ.無名の墓のために(3’41”)
+ⅲ.夜が幸いであるために(2’06”)+ⅳ.カスタネットを持つ舞姫のために(2’32”)
+ⅴ.エジプト女のために(2’58”)+ⅵ.朝の雨に感謝するために(2’14”)=15’47”】
グスターボ・ヒメノ(指揮)、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
セッション録音:2016年9月、2018年7月/フィルハーモニー・ルクセンブルク
今世界が最も注目する若手指揮者グスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルとのPENTATONEレーベル第6弾は2018年に没後100年を迎えたドビュッシー・アルバムです。 ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、その才能が開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目される指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。
色彩感に富むヒメノの演奏。冒頭の『海』から立体的でカラフルな演奏を聴かせます。当録音のためにコリン・マシューズが編曲した『映像』第1集ではオーケストラの豊かなサウンドを聴くことができます。そして、『6つの古代のエピグラフ』は1978年にルドルフ・エッシャーが編曲した管弦楽版です。この作品はドビュッシーのギリシアへの深い憧憬がこめられており6つの標題それぞれが示す、詩の世界が音画風に描き出されています。
グスターボ・ヒメノ
スペインのバレンシア生まれの指揮者。打楽器奏者、室内楽奏者、ソリスト、そして教師として豊富な経験をもつ、多才かつ情熱的な音楽家。アムステルダム・シンフォニック・オーケストラ・コン・ブリオの指揮者を2009年から2012年まで務めた後、2012年からアムステルダム管弦楽団のアーティスティック・リーダーおよび首席指揮者に就任。
近年では、スペインのガリシア交響楽団、イタリアのモーツァルト管弦楽団を指揮した。2012-13年および2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの副指揮を務めている(2012年クリスマス・コンサートなど)。また、2013年にはクラウディオ・アバドに招かれて多くの公演で副指揮を務めている。
2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任した後、音楽家として更なる研鑽を深めるため、アムステルダム音楽院でオーケストラの指揮を学びはじた。さらにエト・スパンヤールト、ハンス・フォンク、イヴァン・フィッシャーのマスタークラスも受講している。 これまでに、テオ・ルヴェンディ、ヤコプ・テル・フェルトハウス、ピエール・ブーレーズ、マグヌス・リンドベルイ、エトヴェシュ・ペーテル、ジョージ・ベンジャミンなど現代の著名な作曲家と近しく仕事をしてきた。教師としては、アムステルダム音楽院で教鞭を執っている他、ドイツ、イギリス、日本、韓国、ロシア、アメリカ、台湾など多くの国でマスタークラスを行っている。
室内楽にも熱心で、ラベック姉妹(ピアノ・デュオ)、ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)、ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)をはじめ多くの音楽家と共演。1999年には、パーカッション・デュオ「エレメンツ」としてルクセンブルク国際打楽器コンクールで第2位を獲得した。また、ヴォルフガング・リームおよびマグヌス・リンドベルイの作品では、ソリストとしてロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と共演している。