「エロティックで神秘的な音」— 坂本龍一(音楽家)
「電子音とDSDの相性は極上」— 小林力(配信担当)
注目のオンド・マルトノ奏者、大矢素子 待望のハイレゾ配信!
1. 池辺晋一郎:熱伝導率
――オンド・マルトノのために(1995)
2. トリスタン・ミュライユ:ガラスの虎(1974)
3. 坂本龍一:Rebirth 2(2015)
4. 近藤譲:原因と結果(2014)
5. ベルナール・パルメジアーニ:ウートルメール(1969)
6. 坂本龍一:パロリブル(1985)
大矢素子(オンド・マルトノ)
佐藤紀雄(ギター/4)
甲斐史子(ヴィオラ/4)
有馬純寿(エレクトロ/3,5)
松本望(ピアノ/2,6)
録音:2018年12月16日、2019年2月2&3日、キング関口台スタジオ
|
▼~エロティックで神秘的な音 by 坂本龍一~ 大矢素子が解説する魅惑の電子楽器「オンド・マルトノ」
【Profile】大矢素子 (おおや もとこ)
英国生まれ。東京藝術大学楽理科在学中、オンド・マルトノの響きに魅了され、演奏と研究両面からアプローチ。同大学院在学時、開発者モリス・マルトノ著『アクティヴ・リラクゼーション』を翻訳出版(春秋社)。ロータリー国際親善奨学生として渡仏後、パリ国立高等音楽院に入学。在院中メシアン《三つの小典礼》の世界ツアーにソリストとして出演。平成20 年度文化庁新進芸術家海外研修制度派遣研修員として研鑽を積み、同音楽院オンド・マルトノ科を最優秀(首席)で卒業。マルトノの思想研究により音楽学博士号を取得(東京藝術大学)。オンド・マルトノを原田(ハラダ) 節(タカシ)、ヴァレリー・アルトマン=クラヴリィ、音楽学を船山隆、福中冬子の各氏に師事。
オペラシティ「B→C」出演。東フィル、読響、N響、都響など各オーケストラと共演。NHK Eテレ「スコラ 坂本龍一音楽の学校―電子音楽編」出演、アカデミー賞主演男優賞・監督賞・撮影賞受賞映画『レヴェナント:蘇えりし者』において坂本龍一作曲の楽曲を演奏、2017 年メシアン《アッシジの聖フランチェスコ》の全曲本邦初演(シルヴァン・カンブルラン指揮、読響)に参加。2019 年東京・春・音楽祭でリサイタルを開催(於上野の森美術館)など多方面で活動を展開。
現在東京藝術大学非常勤講師。
現代音楽における演奏・研究両面からの活躍が益々期待される存在である。